日常で感じたことを書いてます。
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震災から2年が経ちました。
今日は、大槌稲荷神社の宮司さんと電話で話をしました。
3月23日に予定されている防災講演会の件です。
去年は私どものNPO法人で宮司さんを招致して、
子どもと島田の皆さんにきいてもらうために夜は焚き火講演会、昼間は部屋で講演会をおこないました。
100名以上の方がきてくださいました。
今年は島田市の行事として呼びかけてもらいました。
市民の方々の防災意識をすこしでも高めて、なにかあった場合に備えていただきたいと思います。

震災直後からお付き合いさせている大槌稲荷神社の宮司さん。
当時は避難所として地域住民の避難場所となっていました。
あまりボランティアを受け入れなかった避難所でしたが、私たちは特別にお茶出し活動をさせてもらい、宮司さんとはそこからのお付き合いです。

当初お会いしたとき、また変なボランティアがきたと思って警戒されました笑。
当時は物資をあげたあと請求書をとどける人がいたからなんだと思います。
どさくさにまぎれた悪い人たちがいたのもたしかです。
朝夕のラジオ体操を避難者の方々と一緒にさせてもらったのが懐かしいです。
夏前の朝日の中、約70名、無音で、靴が境内の砂利をする音だけが境内に響いていました
災害がれき
大槌町は、木片がれきを町外へ出したくないと町長はずっと言っていました。
がれきを再利用して防潮堤をつくりたいのだと。
しかしその意見もむなしく、国の方針ですからと、町長や町民の意見を国は聞いてくれず広域処理をしました。
災害をうけた資材は、処分しなければならないという法律があるからです。
私は思います。
政治は人の役に立つためにあるんじゃないのかって。
とくに困っていて、助けを求めている人のためにおこなうべき。
これを静岡県にあてはめてみます。
地方で大事なことを決められないまま2年がきています。
災害が起きたとき、東北と同じように歯がゆい思いをしなければならないのが現状です。
たとえばお家が地震のゆれで半壊、あるいは全壊の指定をうけると、たちまち災害がれきとして処分の対象です。
でも資材は再利用可能なものもあります。悪徳業者が処分といってもっていった資材を部分ぶぶんで再利用するだけのことで、でも本来は家の持ち主本人が、再利用したいかどうかをきめたいところでしょう。
せめて新品のトタンや傾きがなく無傷な柱なんかは、検査して安全が確認されれば再利用したいところです。
でも、いまの法律では地方独自でなにも決められないままです。
国は地方分権とか言っていますが、手間を省くためのどうでもいいところへ権利を移しているだけで、
本当に大切なところはなにも決められないのが現状です。
地方独自の地方にあった法律(条例)が必要と思われます。
それが、その地で生き伸びるための大切なことです。
東京できめられた法律が必ずしも山村の村で適任かどうかはわかりませんよね。
さて、
どれをもって復興というかわかりませんが、震災直後から、大槌町は近隣市町村にくらべて手をつけるのが一番に遅かった現実があります。
となりの釜石や宮古市といった大きな街より、人口が少なく、賃金(岩手県の平均年収160万円にくらべ大槌町は120万円)も安い(税収も)大槌町は、がれき処理も後回しにされたわけですが、そうしたところに不平等を感じさせるのは国としても、本来本意ではないと思います。
去年訪問したミャンマーはどうでしょう。
4年前にサイクロンで20万人の方が亡くなられた村は、完全に復興がおわっていました。
これこそ、地域のチカラ。
日本は地域のチカラを存分に発揮できていませんので、東北のように地域によって、あるいは自治体によって復興に差がでるのだと感じます。
大槌の21歳の若者の友達がいます。
避難所で知り合い、いまでも仮設住宅で避難所同窓会をひらいてくれる佐藤君です。
彼もまた不条理な世の中に対して、立ち上がろうとしています。
そんな彼を全力で応援したいと思います。
若手のホープは勢いはあるのですがまだまだみじゅくです。
地域で育ててやってください。
ダメなこともあるでしょう、どうにもならない非常識なこともするかもしれません。
地域の人々の希薄が原因ということもあります。
若い人が地域で育っていない時代だからこそ、気概と常識のあるオトナが勇気を出して教育しつけ指導をしてやってください。
最近わたしも地域の方にきつい指導を受けました。
お言葉に対して心が痛む以上に、うれしかったです。感謝です。
教えてもらわないと気づかないことがあります。
行動力と素直さは若い人の特権ですから、まだまだノリ白はあるはずです。
教えてやってください。こりずに育ててやってください。
いまの世の中は、純粋な人でないと立て直せません。
どうか若いだけでなく、純粋なひとを応援してやってください。
青山まさとら
今日は、大槌稲荷神社の宮司さんと電話で話をしました。
3月23日に予定されている防災講演会の件です。
去年は私どものNPO法人で宮司さんを招致して、
子どもと島田の皆さんにきいてもらうために夜は焚き火講演会、昼間は部屋で講演会をおこないました。
100名以上の方がきてくださいました。
今年は島田市の行事として呼びかけてもらいました。
市民の方々の防災意識をすこしでも高めて、なにかあった場合に備えていただきたいと思います。

震災直後からお付き合いさせている大槌稲荷神社の宮司さん。
当時は避難所として地域住民の避難場所となっていました。
あまりボランティアを受け入れなかった避難所でしたが、私たちは特別にお茶出し活動をさせてもらい、宮司さんとはそこからのお付き合いです。

当初お会いしたとき、また変なボランティアがきたと思って警戒されました笑。
当時は物資をあげたあと請求書をとどける人がいたからなんだと思います。
どさくさにまぎれた悪い人たちがいたのもたしかです。
朝夕のラジオ体操を避難者の方々と一緒にさせてもらったのが懐かしいです。
夏前の朝日の中、約70名、無音で、靴が境内の砂利をする音だけが境内に響いていました
災害がれき
大槌町は、木片がれきを町外へ出したくないと町長はずっと言っていました。
がれきを再利用して防潮堤をつくりたいのだと。
しかしその意見もむなしく、国の方針ですからと、町長や町民の意見を国は聞いてくれず広域処理をしました。
災害をうけた資材は、処分しなければならないという法律があるからです。
私は思います。
政治は人の役に立つためにあるんじゃないのかって。
とくに困っていて、助けを求めている人のためにおこなうべき。
これを静岡県にあてはめてみます。
地方で大事なことを決められないまま2年がきています。
災害が起きたとき、東北と同じように歯がゆい思いをしなければならないのが現状です。
たとえばお家が地震のゆれで半壊、あるいは全壊の指定をうけると、たちまち災害がれきとして処分の対象です。
でも資材は再利用可能なものもあります。悪徳業者が処分といってもっていった資材を部分ぶぶんで再利用するだけのことで、でも本来は家の持ち主本人が、再利用したいかどうかをきめたいところでしょう。
せめて新品のトタンや傾きがなく無傷な柱なんかは、検査して安全が確認されれば再利用したいところです。
でも、いまの法律では地方独自でなにも決められないままです。
国は地方分権とか言っていますが、手間を省くためのどうでもいいところへ権利を移しているだけで、
本当に大切なところはなにも決められないのが現状です。
地方独自の地方にあった法律(条例)が必要と思われます。
それが、その地で生き伸びるための大切なことです。
東京できめられた法律が必ずしも山村の村で適任かどうかはわかりませんよね。
さて、
どれをもって復興というかわかりませんが、震災直後から、大槌町は近隣市町村にくらべて手をつけるのが一番に遅かった現実があります。
となりの釜石や宮古市といった大きな街より、人口が少なく、賃金(岩手県の平均年収160万円にくらべ大槌町は120万円)も安い(税収も)大槌町は、がれき処理も後回しにされたわけですが、そうしたところに不平等を感じさせるのは国としても、本来本意ではないと思います。
去年訪問したミャンマーはどうでしょう。
4年前にサイクロンで20万人の方が亡くなられた村は、完全に復興がおわっていました。
これこそ、地域のチカラ。
日本は地域のチカラを存分に発揮できていませんので、東北のように地域によって、あるいは自治体によって復興に差がでるのだと感じます。
大槌の21歳の若者の友達がいます。
避難所で知り合い、いまでも仮設住宅で避難所同窓会をひらいてくれる佐藤君です。
彼もまた不条理な世の中に対して、立ち上がろうとしています。
そんな彼を全力で応援したいと思います。
若手のホープは勢いはあるのですがまだまだみじゅくです。
地域で育ててやってください。
ダメなこともあるでしょう、どうにもならない非常識なこともするかもしれません。
地域の人々の希薄が原因ということもあります。
若い人が地域で育っていない時代だからこそ、気概と常識のあるオトナが勇気を出して教育しつけ指導をしてやってください。
最近わたしも地域の方にきつい指導を受けました。
お言葉に対して心が痛む以上に、うれしかったです。感謝です。
教えてもらわないと気づかないことがあります。
行動力と素直さは若い人の特権ですから、まだまだノリ白はあるはずです。
教えてやってください。こりずに育ててやってください。
いまの世の中は、純粋な人でないと立て直せません。
どうか若いだけでなく、純粋なひとを応援してやってください。
青山まさとら