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伊太小学校4年生に授業してきました。
被災地になにができるかという指針を設けた総合学習の時間です。
子供たちも、なにをしたら良いのかわからなくなったとき、私を呼んでくれました。


「みんなが幸せになるにはどうしたらいいか」
というテーマで話をしました。

じつは現在、大槌の4小学校は、統合にむけて動き出しています。
いまはそっとしておいてほしいというのが、4校長たちの意向ということもあり、お手紙等はだせない状況です。




その上で、では、みんなが幸せになるにはどうしたらいいか。
これだけ真実にむけて動いている小学生のヤル気のためにも、今、本当に、なにをするべきかを話してきました。

a+(48)_convert_20120723160304.jpg
まずはペルー沿岸の写真をご覧ください。
2008年世界を走ったとき、砂漠地帯のペルー沿岸では、すぐ脇の海に地魚がいませんでした。
地元の漁師は、ヒマすぎて船がサビだらけ。困っていました。




a+(49)_convert_20120723160612.jpg

ふつう「みんなが幸せに…」といえば、人間のことですが、人間だけが幸せになるとは、考えにくいコトです。
山はいま、土砂崩れで、仕方ありません。
写真:島田市笹間





土砂崩れがもたらすものは、河川の濁りです。
河川の濁った水は、やがて必ず海に到達します。
a+(51)_convert_20120723160103.jpg

濁った水は、魚の生活環境を脅かします。
a+(52)_convert_20120723160125.jpg
手前は丸子川、奥の川は南アルプス山系の安倍川です。
上流部で土砂崩れが起きているかいないの差です。


これだけ濁りに差があります。
魚は当然、幸せではありません。
a+(53)_convert_20120723160322.jpg
濁った川は生暖かく、透き通った川はひんやり冷たく、その水温差3℃~5℃ありました。
魚たちは丸子川に避難していました。




みんなが幸せになるにはどうしたらいいか。




a+(55)_convert_20120723160357.jpeg
山だって土砂崩れを起こしたいわけありません。


日本の山の多くは針葉樹で根を張れず、この写真のように崩壊寸前の場所があまりに目に付きます。






野びと塾では、山のガレ場に苗木を植えてきました。
先週も苗木を小学生たちと植えましたが、またしても野生動物に食べられていました。
a+(59)_convert_20120723160655.jpg
400本中300本をシカたちに食べられました。


では私たちが苦労して植えた苗木を食べてしまう動物は悪いか。
答えはノーですね。



彼らも食べるものがなくて困っています。


a+(71)_convert_20120723160505.jpg

鹿も、幸せではありません。
そして経済に翻弄され続ける山も、幸せではありません。
金になるからと植え続けた針葉樹は金にならなくなり放って置かれ、体に穴を空けつづけることで私たちの飲料水も危うい状況になってきています。飲料水はガソリンより高価ですよね。
水を100%信頼している魚が生き難い状況からもお分かりだと思います。




さて、そんな流れの授業で、最後に児童たちに伝えた言葉です。

「木を植えましょう」
「種をまきましょう」

これがすべての答えです。

すべてはバランスのためです。
人間だけが幸せにはなれません。
ちなみに地球温暖化を止めるには2050年までにCo2を75%削減しないと止まりません。
誰かが得をしたら誰かが損をする、バランスではありませんよね。
プラマイゼロ法則というものがあります。
あまり考えたくありませんが地球は丸いですから得したぶん損になって帰ってくるかもしれません。
しかしこちらの「徳」なら大丈夫です。地球は丸いですからいずれ帰ってくるでしょう。


ちなみに苗木は100円から有ります。
小学生でもお年玉を利用すれば簡単に100本ぐらい植えられます。
できれば親御さんのご協力の下、山に植えてみてはいかがでしょうか。
木を植えると、すがすがしい気持ちになりますよ。

コナラ、カシ、ヤマザクラ、タブノキなど
落葉樹、照葉樹が根を深く張り、土砂崩れ予防になります。
これらは実をつけますので動物たちも喜びます。クリ、カキなども有効です。
沿岸で津波パワー軽減のために植えるべき樹も、同様です。
陸前高田は4万本の針葉樹(クロマツ)が沿岸に植えられていましたが、奇跡の1本のみ残りました。






さて、土曜日に映画鑑賞会に行って来ました。

映画「この地域で生きていく」
120720_1637~01
主催:島田市手をつなぐ育成会

上映会の主催のボスは、バイク乗りの先輩・杉本斉さんでした。
普段からワイルドがとりえの先輩と思っていましたが、
このような活動をされているのを初めて知りました。尊敬します。
会場には400名。この映画上映会は全国でもやっているそうですが、これだけ人が集まるのは珍しいとのこと。
島田市のみなさんの関心がうかがえます。

討議の場面で質問させて頂きました。
「バランスが重要、彼らは生まれながらに先生だから、彼らと関わる機会をどのように創出したらよいか」
そんな質問をさせて頂きました。

壇上の先生が答えてくれました
「障害児をもつ親が、彼らを囲わないこと」

たしかに。
囲わないことで外で関われます。
実際私もボランティアでしか、彼らと関わる機会がありませんでした。
これは次世代を担う児童生徒も同じです。
外には、みんないて当たり前です。関わることこそ勉強です。
彼らの正当なヤル気を伸ばすことで、私たちの生きがいにも直結します。

人の役に立つ立たないなんて失礼な話で、みんないないと成り立たない。それが普通です。
地球上に生きる私たち最大の課題はバランスに他なりません。


動物も、山も、自然界も、どんな人にも。
自然界からのメッセージは、言葉ではありません。障害児は目をメッセージにします。
そのメッセージを受け取り、メッセージどおりコトを進めさせてもらう。
必要です。バランスのために。そして私たちのために。



みんなが幸せになるために。





コメント
この記事へのコメント
大井川の水質について
まさとらくんのブログを初めて見せてもらいました。 大井川源流のがけ崩れは このニュースに関連するものでしょうか?
http://www.at-s.com/news/detail/397732800.html
2012/08/01(Wed) 21:45 | URL  | Reso #-[ 編集]
Re: 大井川の水質について
> まさとらくんのブログを初めて見せてもらいました。 大井川源流のがけ崩れは このニュースに関連するものでしょうか?

こんにちは。
ご購読をありがとうございます。
ご質問のがけ崩れですが関連あると思います。
上流部は本当に多くのがけ崩れが頻発している状況です。

土砂くずれによる濁った水は大井川水系に暮らすみなさんや、
焼津港などで水揚げされる地の魚にまで影響してきます。

深層崩壊の原因は定かでないとの現場監督との話がありましたので、
引き続き原因究明ならびに自然環境に一番に適した治山方法を探りたいと思っています。
よろしくお願いします。
青山真虎
2012/08/16(Thu) 16:52 | URL  | masatora #-[ 編集]
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