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オランダ視察報告。



前回訪問は4年前。バイクで世界一周中だった。
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今回は命がけではないので強烈な思い出は無い。命がなくなる心配をしないだけ楽させてもらった。


今回は、今後の世界の価値観を探る旅として、そんな視点から、みて感じて話し合ってきた。
政府からはうまく情報を引き出せなかったが、オランダの友人たちとは思いのほか色んな話ができた。


多くのオランダ国民は、自分たちの生活に高い関心を持っていた。
エネルギーの問題、経済の問題、政治の話、どれをとっても深い話をしてくれる。
国の情報がすべて国民に行き渡っているのがとても印象的だった。

そして言葉の節々に感じる国民と国との「信頼関係」。
この信頼は、天から降ってくるものではない。
国民一人ひとりが横につながっていることを強く感じる。
本当になんでもOKにみえる政策の裏には、立場に関わらず国民がつながっていることが不可欠。信頼につながる。

メディアはどうか。国、国民、メディアが個々に独立し「生きながらえるための思想」を持ち、同時に手をつないでいれば、私たち日本人も、リアルに生き残る思索ができるだろう。

日本は経済や産業、エネルギーどれをとっても末期状態であることを飲み込む時期にきている。
そんな日本の危機はオランダやヨーロッパ全土もまさかの同じで、全世界が危機的状況にあることを知った。

そしてこの危機的状況を打開するには「人類が滅びること」これがすべてを清算させる方法だとオランダの友人はいう。
さらに「まだ金の世界をつづけるなら戦争か大災害しか選択肢はない」という意見も頂いた。

つまり今の経済主義の価値観を残すんであれば戦争か災害で活性化するしかないということになる。これらオランダ人の意見は、決して極端な話ではない。経済の裏も表も知っている70年のベテランが当たり前に言うのだから一理あるのだろう。しかし戦争はイヤだ。

本当は戦争なんて絶対イヤだというのが、中立を宣言しながらナチスに攻め込まれたオランダ人の歴史的意見だろう。
オランダ人は人類滅亡の道を突き進む人間さえ寛容に受け止めている。


「もうここまできたらムリだから、いまのうちに平和な世界をみておけ」、と言われた。

正直、そんな意見は聞きたくなかった。
私はがっかりしたが、これで進む道がはっきりした。
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戦争も原発もイヤだ、一極集中のズルいモロモロも根こそぎ変革の時代。では何がある。
アジアだ。遠くに行けば郷を想うあれである。オランダで地元アジアを強く意識した。アジアが地球を救う。

オランダはヨーロッパ各国とEU連合を組んでから経済がよくない。とくに2004年の東欧10カ国が加盟したあたりから経済が傾いた。オランダのGDP半分の国が10カ国も入ればその穴埋めは金のある西欧。賃金の安い東欧からの出稼ぎ労働者流入による雇用不安。オランダはEUである責任で金のない国にオランダの金をつっこむ。

日本はどうか。自国の金をアジアの途上国につぎこむことは今までどおりである。ふたを開ければ負債900兆円と莫大だが、軍事で助ける金でなく人を助ける金なので「いずれ」に期待しておこう。
アジア十数カ国が協定を結ぶチェンマイ・イニシアティブというものがある。アジアのどこかの国が通貨変動で困ったらアジア同士で助け合いましょうね」という約束だ。12年前にされている。アジアンユニティ「AU」を組むことを拒む理由はない。むしろAU(アフリカもAUはアジアより一足先に組んでいる)は西洋思想でやってきた100年間の日本の、アジア諸国に対する恩返しになるのではないか。

企業、友人、経済、文化、どんなに小さな枠でも、世界の東西の架け橋が可能な国に生きているのは他ならぬ私たち。スピリチュアル思想が世界で最も強いアジア組が台頭してくれば世界の意識は変わらざるを得ない。アジア諸国のGDP順位があがり、それが可能となった今、私たちの役割は実に大きいのだと知る。


金より徳、搾取より布施、蹴落とすより豊和。


普通に戻せる可能性のあるスピチチュアルを持すか、戦争により金を創出するための滅亡か。本当にそんなことまで考えなければならないようだ。それほど先の話ではない。私たち世代は平和に死ねるかもしれない。だけどいまの子供たちはこのままだと将来とても大きな苦労を背負うことになる。戦争はしないと言いつつ金の世界を今後も続けていけば南米ペルーのように労働基準法で13歳以下は就労可能になり仕事をする日本の子供がでてくるかもしれない。私たちは、どう生きていきたいか。それを明確にしていく必要がある。


世界の人々は搾取され続けている。とくに貧困層からの搾取は目にあまる。
メキシコもグアテマラもコロンビアもロシアも、子供たちは必死で働いている。ピラミッド型のバランスは金を持てば奪われないための方法を、金がなければそれまでという世界である。円形のバランスはどうか。色々考える。




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アムステルダムの発電所
火力、太陽光、風力を一箇所でやっている。水力は各「地域」で。


オランダはバイオ燃料になるトウモロコシとサトウキビの世界産出4割シェアのブラジルと手を組んだ。地球上の酸素収支3分の1を担っている地球の肺ブラジル・アマゾンの森林を切り開いて畑をつくることを想像するとバイオが良いか悪いかの判断はしかねるがこれでオランダは石油戦争からまた一歩手を引いたことになる。オランダのガソリンスタンドは一般ガソリンとバイオ燃料の混ざったガソリンを売っている。さらにバイオ資材の雑草栽培を国内で手がけている。一歩ずつ着実にやることをやっている。良いことを良いと言えるオランダ国民。

私たちはアジアで一番のバイオ燃料になる品目産出を誇るインドに注目する必要がある。地域でバイオ燃料を作って通勤し、企業の電気・燃料はアジアから輸入する時代がくるかもしれない。

先週、野びと塾でいつも世話になっている山のおじいさんが死んだ。薬害だった。死ぬ間際にはベッドから立ち上がるだけで体が真っ赤になった。病院も薬害と認めたが命は戻らない。
私たちは西洋医学にノーをつきつけるアーユルベーダの国バングラディッシュに注目する必要がある。日本の高齢化が今後間違いなく進めば医療費だけで国がつぶれる。西洋医学も必要だが、私たちは元々れっきとしたアジア人。私たちは私たちのやり方があったはずだ。

家はどうか。建築指導者のもと町内の人だけで家を建ててしまうミャンマーに注目したい。
ミャンマーは2008年のサイクロンで20万人の死者をだしたが、復興は早いと聞いている。ある程度の機械だけで復興するには人とのつながりが不可欠である。

私たちは脱原発を終えた暁になにをするべきか。
地域で災害を乗り切ること、地域でエネルギーや食料を自給できるだけの準備をすること。
食料自給率が40%と世界で最も低いレベルの日本は、現段階で外国からの食料輸入が完全ストップすると10人に6人が餓死すると言われている。西洋なくして日本成り立たずの図式をいつのまにか取り入れた結果である。良いとか悪いではない。この状況で、もしアメリカやアジア諸国と仲たがいするようなことがでてくれば私たちは貧困どころか食べるものがなくなってしまう。

さらには野菜や果物の種を奪い合う戦争がいずれ起こると予測されている。
この「種子を奪い合う戦争」が起きないためにも遺伝子組換による汚染の少ないアジアと、いま手を組むべきだ。

牛耳ることをしないやり方は悲しみを知る日本人ならできる。







オランダ写真館
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セントラルは多少の人種差別がある。しかし人種の数は相当。
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移動も責任のうち


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トラム車内から。オランダは山はないけどどこへ行ってもみどりの世界です。


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オランダの自転車の普通の乗り方。うしろにも大人が乗ります。すべて自由、そしてすべて自己責任。

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オランダ政府前にて
2012年8月15日



私たちは、どう生きていきたいか。それを明確にする必要がある。


私はアジア人として生きていくことに決めました。日本をあきらめません。
こんな考えを与えてくれた世界や日本のみなさんに感謝しています。
ありがとうございます。

青山真虎







コメント
この記事へのコメント
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
2012/10/15(Mon) 20:39 | URL  | 履歴書 #-[ 編集]
ありがとうございます。
お気軽に読んでいただけたら幸いでございます。
今後共よろしくお願い申し上げます。
2012/10/15(Mon) 23:35 | URL  | 青山まさとら #-[ 編集]
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